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キリスト教信仰に関するFAQ

主題3: 黙示録

3-4. バビロンとは何ですか?

バビロンは、聖書では神から離れたこの世界を指しています。旧約には、「バベルの塔」の物語があります。人々が神を離れるために力を集めてバベルの塔を築くと、神は塔の建設を妨げられ、塔を破壊され、人々の言語を乱され、人々を散らばらせられました。
同様に、この世界はバベルの塔の時代のようなものです。地上の王たちは世の物と不品行を行ない、贅沢を楽しみ、一方、商人たちはその生活において神がお与えになったものすべてをさかんに売り買いするのに忙しく、神を無視しています。宗教を利用して、偽預言者は声高に話し、人々の魂を商う商人となり、この地上の物質的富をかき集めています。彼らは、これまで人類が築いたどんな世界も今の世界ほどよくはなかったと言って、世を愛しました。
このように、終わりの時が来ると、この世界は神の前にあまりに汚れ、罪が蔓延するために、神はご自分が造られた世界を破壊するほかないのです。この世界の人々はあまりに世を愛し、それを神とみなし、そのように信じ従います。そこで、この世界は罪の温床となりました。この罪の温床に生きる人々はあらゆる罪に酔い、そのために、この世界は滅びることになったのです。ですから、地球は神のもたらされる七つの鉢の災害によって、ついに滅びることになるのです。
この世界が神のもたらされる七つの鉢の災害を被るもう一つの理由は、人々が世を愛するがためにサタンと反キリストのしもべとなり、反キリストと力を合わせて、主がお与えくださった水と御霊の福音を信じる新たに生まれた聖徒を殺害するためです。
終わりの時が来ると、人々は反キリストに屈服し、彼からサタンの印を受けて、邪悪な者のしもべとなります。この世界の人々が反キリストと共謀して神に敵対し、聖徒を殺害するために、神は彼らが聖徒に迫害と苦しみと艱難と死をもたらしたのと同じように、報復なさるのです。