幕屋の長方形の庭の囲いは、長さ100キュビトでした。聖書では、キュビトは、ひじから指先までの長さとして定められており、現在の測定では約45cm(1.5フィート)です。そのため、幕屋の庭の囲いの長さが100キュビト、すなわち約45m(150フィート)であり、幅が50キュビト、すなわち約22.5m(75フィート)であることを意味します。
幕屋はその庭と、神の家である幕屋自体に分かれていました。この神の家には、聖所と呼ばれる小さな構造がありました。聖所は、四つの異なる覆いで覆われていました。青色、紫色、緋色の撚り糸で織った亜麻布の刺繍した覆い、やぎの毛の覆い、赤くなめした雄羊の皮、ジュゴンの皮です。
幕屋の庭の東側には、青色、紫色、緋色の撚り糸、それに撚り糸で織った亜麻布の刺繍した入口がありました。この入口を通って入ると、全焼のいけにえの祭壇と洗盤が見えます。洗盤を通り過ぎると、幕屋自体が見えます。幕屋は聖所と至聖所に分かれており、至聖所には神のあかしの箱がありました。幕屋の庭の囲いは、白い亜麻布の掛け幕のある60本の柱で建てられました。一方、幕屋自体は48枚の板と9本の柱で建てられました。